劇都 仙台仙台演劇アーカイブ
《杜の都は劇の都になったのか》

はじめに

仙台演劇の変遷をインタビュー形式で4K収録し、

ノンフィクションの映像化。
黎明期から小劇場ブーム、劇都仙台と呼ばれはじめた20年前、
東日本大震災、そしてコロナ禍の現在。
半世紀以上もの間、劇場には劇団がいて、公演があった。

これは仙台のみならず、地方で演劇人として生きる人たちの記録です。

「劇都仙台」という言葉が生まれて20年が経とうとしています。

俯瞰して見渡すと、せんだい演劇工房10-BOXを中心に、仙台の演劇を盛り上げようと東京からも多くの演劇人が 訪れ作られた礎の痕跡は見られるものの、震災後はひび割れてしまい、歴史の基礎がうまく積み重ならなかった ように感じてしまいます。

分断されてしまった歴史を知ること、ここまでの経緯を知ることこそが、これから先の仙台演劇の礎となるのでは ないかと思ってます。礎/共通認識を持つことで、独立独歩の演劇人は研鑽する意識がさらに高まり、作品の品質 向上、未来の地元演劇人を創出につながると期待しています。

こちらは公益財団法人 仙台市市民文化事業団「持続可能な未来へ向けた文化芸術環境形成助成事業」において 採択された事業となります。